早く起きるほど焦る




早起きして時間を増やすのが難しい場合、どうしても夜遅くまで起きていることになります。

早く寝れば早く起きられるというのは安直です。

自分の場合、あんまり早く寝ると途中ですぐ目覚めてしまいます。そこからまた夜中の時間を過ごし、寝るのは更に遅くなってしまいます。

仮に目覚めなかったとしても、目覚めた時になかなか起きないのは同じこと。

睡眠そのものが不足している場合は、目覚めるか目覚めないかの問題になり、そもそも起きる起きないではなくなります。

さて、夜は不思議と早く寝たいと思いにくいのです。

眠くなってきたら、椅子に座ったまま目だけ閉じて少しの時間を過ごし、コーヒーを飲んだり、顔を洗ったり、眠気が去るように努めたりしてしまいます。

なぜ、すぐにベッドに入らないのでしょうか。

それは、あんまり眠い時は、すぐに横になっても気持ちよくないからです。そのまま眠ってしまうと、横になった時の安らぎを感じることなく眠ってしまいます。これは、もったいないことに思えます。

もしくは、そういう時にありがちなのが、横になった途端に眠くなくなる…といったことも起こります。

これをやってしまうと、その後なかなか眠れなくなり、また変な時間に起きだしてしまうことになりかねません。

もし仮に、早く寝て翌朝早く起きたとして、夜と同じ密度の高い時間が過ごせるかというと、そういう期待もできません。

なぜなら、長らく朝の時間というものを有効に使った経験がないからです。朝の時間は、仕事に出かける前の時間です。

何かを始めて集中してしまったら、うっかり出なければならない時間を過ぎてしまうかもしれません。

朝のコーヒーの時間は、そういう事態を回避するためのものでもあります。仕事場に近いところまで行っておけば、到着までの時間も読みやすいし、そのまま仕事へ行けばいい準備もできています。

いつもギリギリになるので、その後にしなければいけない事は少ない方がいい。となると、全ての準備を済ませて仕事場の近くまで移動しておくというのが安全策なのです。






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