1日の始まりが最大の壁




出勤前は必ず、どこかに寄ってコーヒーを飲むのが習慣になっていました。

少し早めに出てコーヒータイムというのは、ちょっと聞けば優雅な朝の過ごし方にも聞こえますが、そういう感じではありません。

もともと朝起きるのが苦手なので、やっと起きて、急いで準備をして、コーヒーが飲める時間が取れるかどうかギリギリな感じで家を出ます。

無事にコーヒーを飲めたとして、ここでも仕事場に着ける時間ギリギリに出発。そしてギリギリに到着。

分単位で最短の時間を把握しており、その時間になってようやく動く…といった具合なのです。

忘れ物をしたら取りに戻る時間もなく、ちょっとコンビニへ寄る時間もありません。通行止めで迂回なんてことになったら、遅れてしまいます。

何のために朝のコーヒータイムを取るのでしょうか?

それは、
「今起き上がれば、ゆっくりコーヒーが飲める」と思うことで、何とか起きられるからです。

別に仕事かイヤなわけではありませんが、
「この1日は仕事のために始まった1日ではない。」と思わないと、なかなか起きられないから困ってしまいます。

起きられるかどうかというのが重要な問題で、起きれば1日の最大の壁を越えたようなもの。

だから、起きてしまうと安心して早く出発したりしなくなってしまいます。だって起きてるんだから。

寝てる時は、時計も見ないし何時なのかわからない。うっかりそのまま寝続けてしまうかもしれません。

こんなことなら、早く起きればいいのに。
と昔から思い続けています。

目覚めた時はまだ意識が働きませんから、目覚めた時に気合いを入れるとか…そういうのは対策になりません。

対策すべきは「眠る前」です。






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